ペルセウス流星群
観察に適した時期
観察に適した日時
8月12日の夜半から13日未明にかけて最も多くの流星が見られそうです。
また、その前後、11日の夜半から12日未明にかけてと、
13日の夜半から14日にかけても多くの流星が出現すると考えられます。
2016年のペルセウス座流星群の極大は、日本時間の8月12日22時頃と予想されています。
その時刻にはまだ月明かりの影響がありますので、夜半頃に月が沈んだ後が観察に適した時間帯です。未明まで流星の活発な出現が続くと考えられます。
また、極大からは時間的に少し離れてしまいますが、11日の夜半から12日未明にかけてと、13日の夜半から14日にかけても、極大の夜ほどではありませんが、多くの流星が出現すると考えられます。
ただ、いつ晴れるかはわかりませんし、今年は特に、予想外のタイミングで流星が活発に出現する可能性があります。上記の予想にあまりとらわれず、なるべく長い時間、そして長い期間観察を続けてみてください。長く観察すれば、それだけ流星を見るチャンスが増えることになります。
- 観測に適した場所
- 空をなるべく広く見渡すことができ、街灯などが少ない場所で観察しましょう。
林の中のように空があまり見渡せない場所や、ベランダのように空の一部しか見えない場所では、
空全体に現れる流星をとらえきれません。なるべく視界を遮るものが少なく、空を広く見渡せる場所を探してください。
また、できるだけ、街灯など人工の明かりが少ない場所を選びましょう。流星の光は、街灯の明かりなどに比べるととても弱いものです。人工の明かりが多いと、その明るさに妨げられて暗い流星が見づらくなり、それだけ、見ることのできる流星の数が少なくなってしまいます。
大きな都市やその周辺地域では、都市全体の明るさに妨げられ、暗い流星を見ることができません。大きな都市からはなるべく遠く離れた場所で観察できるとなおよいでしょう。
国立天文台(NAOJ)より
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